2026.09.23
- 活動報告
【世田谷区のグループホーム】夜眠れないときは?優っくり村鎌田の認知症ケア
「夜になったから、そろそろ寝ましょう」
私たちにとっては自然な言葉でも、認知症のある方にとって、必ずしも「夜=眠る時間」と感じているとは限りません。
優っくり村鎌田では、夜になかなか眠れないご利用者様がいらっしゃっても、無理にお部屋へお連れしたり、眠ることを急かしたりするのではなく、まずはその方の気持ちに寄り添うことを大切にしています。

「どうされましたか?」
「眠れませんか?」
「少しここでお話ししましょうか」
そんな何気ない声かけをしながら、安心して過ごしていただける時間をつくります。

そして、大切なのは夜の対応だけで終わらせないこと。
「今日は日中どんなふうに過ごしていたかな?」
「お昼寝が長かったかな?」
「いつもと違うことはなかったかな?」
日中の活動量や昼寝、食事や水分、排泄、その日の表情や様子なども振り返り、職員同士で情報を共有します。
眠れないという行動だけを見るのではなく、その背景に何があるのかを考える。
写真のように、誰かと一緒に過ごしたり、顔を見合わせて笑ったりする何気ない時間も、その方の安心につながる大切なひとときです。

認知症ケアに「これが正解」という一つの答えがあるわけではありません。
だからこそ私たちは、一人ひとりの生活リズムや気持ちを知りながら、
「この方にとって、安心できる過ごし方はなんだろう?」
と、みんなで考え続けていきたいと思います。
優っくり村鎌田が大切にしている
「ゆっくり・一緒に・たのしく」。
夜眠れない時間も、その方にとっては大切な暮らしの一部。
その時間にも、そっと寄り添えるケアを大切にしていきます。
優っくり村鎌田
高屋貴恵
