2025.12.08
- 活動報告
元気アップ講座
フレイル予防と食事栄養講座を開催しました。
今回は新宿区健康づくり課の皆さんよりお話していただきました。
今回は、健康寿命をのばすために欠かせない“フレイル予防”をテーマに、噛む習慣の見直しとたんぱく質のとり方について学ぶ講座を受講しました。
講座では、フレイルとは「心身のはたらきが低下し、生活に支障が出やすくなる状態」を指し、早めの予防が重要であると教えていただきました。その中でも、日々の栄養管理は、特に大切なポイントです。
◆たんぱく質をしっかりとり、“痩せない体づくり”
講座では、加齢とともに筋肉量が減り、体重が落ちやすくなる=実はフレイルのサインにつながることも教わりました。
そのため、たんぱく質をしっかり確保し、筋肉を維持することが「痩せない体=健康的で強い体づくり」につながるのだそうです。
●たんぱく質が大切な理由
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筋肉・血液・皮膚など体をつくる材料になる
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基礎代謝が下がりにくく、疲れにくい体になる
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筋力低下を防ぎ、転倒予防・フレイル対策に直接つながる
●1日の目安量
講座では、体重×1.0g~1.2gが目安と紹介されました。
(例:体重60kg → 60~72g/日)
●おすすめのたんぱく質食品
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肉・魚・卵
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牛乳・チーズ・ヨーグルトなど乳製品
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豆腐・納豆・大豆製品
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ささみやツナ、卵料理などは手軽で続けやすい食材として紹介されました。
今回の講座では、「噛む」ことと**「たんぱく質をとる」こと**の両方が、フレイル予防に大きく役立つことを学びました。
どちらも今日から意識できる、身近で続けやすい習慣です。
これからも、しっかり噛んで、しっかり食べて、元気な体づくりを続けていきたいと思います。

