2025.12.04
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冬の乾燥対策:保湿の工夫と習慣
冬になると、肌がカサついたり、かゆみを感じたりする方が増えます。特に高齢者は、皮脂やセラミドの減少、血行不良、代謝の低下などにより乾燥が進みやすくなります。日常生活でできる保湿ケアの工夫をご紹介します。
1. 保湿の基本:朝晩の習慣に
- 入浴後すぐに保湿:肌が水分を含んでいるうちに、保湿剤を塗ることで水分を閉じ込めます。
- セラミド配合の保湿剤:肌のバリア機能を補う成分として注目されています。
- 顔・手・すねなど乾燥しやすい部位を重点的に:粉をふいたような白さやかゆみが出やすい部分です。
2. 入浴の工夫:皮脂を守る
- ぬるめのお湯(38〜40℃)で短時間:熱すぎると皮脂が流れすぎてしまいます。
- 刺激の少ない洗浄剤を使用:石けんは低刺激・保湿成分入りのものを選びましょう。
- 入浴後はすぐに保湿:タオルで軽く押さえるように水分を拭き取り、すぐに保湿剤を。
3. 室内環境の見直し
- 加湿器や濡れタオルで湿度を保つ:目安は50〜60%。肌の乾燥を防ぎます。
- 暖房の風が直接当たらないように:肌の水分が奪われやすくなります。
4. 食事と水分補給
- 水分はこまめに摂取:冬でも脱水になりやすいため、意識して飲みましょう。
- ビタミンA・E・亜鉛を含む食品:肌の再生や保湿力を高める栄養素です(例:にんじん、ナッツ、魚)。
5. 習慣化のコツ
- 「朝の保湿」「夜の保湿」をセットにする:歯磨きや着替えと一緒に習慣づけると忘れにくくなります。

