2025.11.07
- お知らせ
立冬を迎えて
暦の上では「立冬(りっとう)」を迎え、いよいよ冬の入り口です。朝晩の空気がぐっと冷たくなり、日差しのぬくもりがいっそうありがたく感じられる季節になりました。
この時期は、気温や湿度の変化で体調を崩しやすくなるため、日常の中で少しずつ「冬の養生(ようじょう)」を意識することが大切です。
まずは体を冷やさない工夫をしましょう。首・手首・足首の「三つの首」は冷えやすい部分です。外出時にはマフラーや手袋、厚手の靴下などでしっかり保温を。寝るときも、湯たんぽやあたたかいパジャマで、体を冷やさないようにしましょう。
また、空気の乾燥が進む季節です。加湿と水分補給を心がけて、のどや肌を守りましょう。室内では洗濯物の室内干しや加湿器を使うと効果的です。こまめにうがいをすることも、風邪予防につながります。
食事では、体を温める食材を取り入れたいですね。生姜、ねぎ、にんにく、根菜類などを使った汁物は、体の芯から温まります。あたたかい飲み物をゆっくり味わう時間も、心を落ち着けてくれます。
そして何よりも、無理をしすぎないことが冬の養生の基本です。体調がすぐれないときは早めに休み、しっかり睡眠をとることが大切です。忙しい日々の中でも、自分をいたわる時間を大切に過ごしましょう。
冬の始まりを穏やかに迎え、元気に過ごしていきたいですね。

