港区立高輪いきいきプラザ

2026.08.05

  • ニュース

ワクチンの誤情報と接種する人の特徴

東京大学国際高等研究所新世代感染症センターおよび東北大学大学院医学系研究科の研究チームは、「ワクチンに関する誤情報がまん延するなかで、どのくらいの人々がそれを信じ、それがどれだけワクチン接種意向に影響しており、さらに誤情報を信じているかどうかでワクチン接種意向と関連する因子が異なるのかについて、大規模アンケート調査の結果を用いた統計解析によって明らかにした」と発表しました。具体的には、「日本における新型コロナウイルス感染症問題および社会全般に関する健康格差評価研究(2021910月に15歳から80歳の約3万人を対象にしたオンラインでのアンケート調査)のデータを用いて、ワクチンに関する誤情報とワクチン接種意向との関連を解析。その結果、①「ワクチンに関する誤情報を信じている人々の中でも、63.6%はワクチン接種を受けている、または接種意向を示しており、誤情報を信じることが必ずしも接種拒否に直結しない ②「インターネットやSNSからの情報はワクチン忌避と関連していた一方で、誤情報信じている人では、医師・テレビ・新聞から情報を得ていることが接種意向と関連していた」③「誤情報を信じていない人々では高齢であることや政府から情報を得ていることが高い接種率と関連していたのに対して、誤情報を信じている人々では若年者のほうが、接種率が高く政府からの情報は接種意向に影響しないなど、誤情報を信じているかどうかによって接種意向と関連する要因が異なること」が分かったと述べています。本研究グループは、「今回の研究によって、ワクチンに関する誤情報を信じていることが、必ずしもワクチン接種拒否に直結するわけではないことが明らかになりました。また、誤情報を信じている人と信じていない人では、接種意向に関連する要因が異なる可能性が示されました。これらの成果は、将来の感染症危機において、誤情報への対策だけでなく、対象者が何を信頼しているのかなど、どのような情報に触れる環境にあるのかに応じた公衆衛生コミュニケーションを設計するうえで重要な知見となります」と結んでいます。

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0406_00012.html

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む