港区立高輪いきいきプラザ

2026.07.29

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PET/CT検査のCT線量を抑えるためには?

CT線量の異なる2つの医療機関でPET/CT検査を受けた157例を対象に、放射線医薬品であるFDGの投与前、投与後、CT撮影後の3回採血し、放射線による染色体異常の変化を調べたところ、通常の放射線量でCT撮影を行った施設では、PET/CT検査前と比較して、CT撮影後に染色体異常数が増加した」と発表したのは、広島大学原爆放射線医科学研究所 細胞修復制御分野および同大学病院放射線診断科の研究グループです。加えて、そうした結果の一方、「PET画像の補正や位置確認に必要な画質を保ちながら放射線量を抑えたCTを用いた施設では、染色体異常の明確な増加は認められなかった」と述べています。当プレスリリースによると、実は、「PET/CT検査では、放射性医薬品を体内に注射して撮影するPET検査と、X線を使うCT検査を組み合わせる」とのこと。そのため、患者は放射線薬品とCTの両方から放射線を受けるそうです。ただ、「これまで、それぞれが体に与える影響を分けて調べた臨床研究はほとんどなかった」と説明しています。本研究では、放射線薬品を投与しただけでは、いずれの施設でも染色体異常数の増加は認められませんでしたが、標準線量でCT撮影を行った施設では、CT撮影後に染色体異常数が増加。PET/CT検査用に線量を抑えたCT撮影を行った施設では、明確な変化がなかったことが明らかになりました。加えて、「年齢、性別、喫煙歴、化学療法歴などの影響を考慮して解析した結果でも、CTの放射線量が高いほど細胞への影響(染色体異常)が増えることが示されたそうです。本研究グループは、「PET/CTで行われるCT撮影について、検査の目的に応じた放射線被ばく線量を最適化することの重要性を示す生物学的な根拠となります」と述べ、「撮影目的に応じたCT線量の適正化や、低線量PET/CTプロトコルの活用を検討するうえでの基礎資料となることが期待されます」と結んでいます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/99024

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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