港区立高輪いきいきプラザ

2026.07.22

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腸内細菌叢の乱れが食品添加物による腸の炎症を増強

アルミニウム含有食品添加物である「アルミニウムアンモニウム硫酸塩(AAS)」は、アンモニウムミョウバンとも呼ばれ、ベーキングパウダーなどの膨張剤の酸剤として用いられることがあるほか、食品の色調や形状を保つ目的でも使用されるそうですが、日本医科大学大学院微生物学・免疫学および東京農業大学 応用生物科学部 食品安全健康学科の研究グループは、この食品添加物が、「腸内細菌叢の乱れた状態で腸上皮細胞死を増強し、腸管への好酸球浸潤を促進することを明らかにした」と発表しました。具体的には、抗菌薬により腸内細菌叢を撹乱したマウスモデルと培養腸上皮細胞を用い、AASが腸上皮および腸管免疫に及ぼす影響を解析しました。その結果、アルミニウムアンモニウム硫酸塩(AAS)は腸上皮細胞の炎症性細胞死を誘導し、この反応は腸内細菌叢の乱れた状態で増強されることが分かったと述べています。本共同研究グループは、「食品添加物の生体への影響は、摂取量だけでなく、腸内細菌叢や腸上皮の状態によっても変化する可能性があります。本研究は、腸内細菌叢の乱れという背景が、食品添加物に対する腸上皮の感受性を高める可能性を示した」と述べ、「食品添加物の通常摂取が直ちに疾患を引き起こすことを示すものではありませんが、腸内細菌叢の乱れを背景とした腸上皮障害や好酸球性炎症の発症機構を理解するうえで重要な知見であり、予防・治療法の開発につながることが期待されます」と結んでいます。

https://www.nodai.ac.jp/news/article/33757/

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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