港区立高輪いきいきプラザ

2026.07.22

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「気圧性歯痛」って何?

歯科の専門家の言葉を借りれば、歯の痛みは主にむし歯と歯周病によって起こるそうです。とはいえ、歯が直接原因でないこともあるようです。基本的に歯はエナメル質、象牙質、そしてセメント質の硬い組織でできていますが、たとえ少し傷ついても唾液の力でもとに戻る、つまり再石灰化が可能です。加えて、エナメル質には神経はありません。問題は内側の歯髄の部分。ここが損傷すると耐え難いほどの痛みが出るとか。もう一点、象牙質が露出すると外部の刺激が内側の神経に伝わりやすくなり、痛みを引き起こすそうです。加齢による歯ぐきの後退には要注意。いわゆる知覚過敏です。さらに言えば、歯周病も歯肉炎の段階であれば自然治癒の可能性もありますが、歯周病ポケットに入り込んだ歯周病菌が歯周組織をこわしてゆくと、やがて歯が抜け落ちてしまうのです。話を歯痛に戻しますが、「気圧性歯痛」という症状もあるそうです。7月6日付「時事メディカル」の記事の中で岡山大病院歯科・予防歯科部門の江国大輔教授が述べています。この気圧性歯痛は、飛行機への搭乗や登山、スキューバーダイビング中にも起こりうるそうです。その原因ですが、上述の江国教授は「歯の中心には血管や神経が通る『歯髄腔(しずいくう)』があり、急激な気圧の低下によって外気との圧力差が生じると歯髄腔内の気体が膨張して神経を刺激、圧迫し、痛みを引き起こす」といいます。実際、歯周病ケアを受けている患者(47,859人)の5年間のデータを解析したところ、そのうちの口腔ケアが十分にされていなかった458人の歯痛に関して、気圧の大幅な変動が歯痛と関連される可能性が認められた、と述べています。時には気圧の変化によって歯周病の急性疾患が生じる可能性もあると述べています。しかしながら、気圧性歯痛は病気ではありません。対症療法としては、鎮痛剤の服用等です。もしこうした痛みが続く場合は、歯科の受診をアドバイスしています。

https://medical.jiji.com/topics/4279

SM

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