2026.07.15
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スローランニングで認知機能向上
「歩行に近い非常にゆっくりとしたランニング(スローランニング)を10分間行うことで、快適な気分と高次の認知機能である実行機能が向上することを明らかにした」と発表したのは筑波大学サイバニクス研究センターらの研究グループです。加えて、その神経基盤として、左前頭前野亜領域の活性化が関連していることも明らかにしたとも述べています。近年、運動が脳に作用し、気分や認知機能を高めることが明らかにされつつあるそうですが、当プレスリリースによると、本研究では、トレッドミルを用いて運動強度を厳密に規定し、歩行に近いごくゆっくりとした速度(時速約3〜6km)で行う10分間のランニング(スローランニング)が、前頭前野が担う認知機能と気分に及ぼす影響を、機能的近赤外分光分析法を用いて調べたと述べています。その結果、わずか10分間のスローランニングによって、高次の認知機能である実行機能(目標に向かって行動や意識を制御する能力)を反映する課題の処理時間が短縮し、本人の快適度と覚醒度がともに高まったといいます。本研究グループは、以上の結果から、スローランニングという、ごく軽い最小限の負荷であっても、気分の好転と実行機能の向上を同時にもたらす可能性とその神経基盤の一端が示されたと述べ、「ここで得られた効果が高齢者をはじめとする幅広い年齢層や体力水準の人々でも認められるか、また体力に自信のない人や運動を苦手とする人でも無理なく継続できるかを確かめることが、本成果 を社会へ還元していくうえでの重要なテーマになります」と結んでいます。
歩行に近い速度で行う「スローランニング」でも10分で脳の前頭前野が活性化し、快適な気分と認知機能が向上する | 医療・健康 - TSUKUBA JOURNAL
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

