2026.07.15
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「エピゲノム」に基づく新たな白血病の分類
急性骨髄性白血病(AML)は難治性の血液がんの一つで、遺伝子変異などのゲノム異常が認められ、その病態解明が進められていますが、どの遺伝子が使われているかを制御する仕組みであるエピゲノム(DNA配列を変化させずに細胞の性質を子孫の細胞に伝達することのできる仕組み)もこの病態に関わっていることは判っているのですが、その全容は明らかではないそうです。そこで、京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座らの共同研究グループは、「1500例以上のAML患者検体において大規模なエピゲノム解析を行った」と発表しました。その結果、「AMLはエピゲノムの特性によって異なる『個性』をもつ16のグループに分類され、さらに各グループはそれぞれ異なる分子機構、臨床予後、薬剤感受性を有しており、従来の遺伝子変異だけではとらえきれないAMLの多様性が明らかになった」と述べています。ただ、本研究は、あくまで観察研究であり、今後さらなる実験的検証が必要だとも述べています。本共同研究グループは、「今後は、より簡便かつ低コストの診断法の開発や各サブグループに対する最適治療法の探索を進めることで、エピゲノム情報に基づく新たなAML精密医療の実現を目指します」と結んでいます。
https://ashbi.kyoto-u.ac.jp/ja/news_research/23241/
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

