港区立高輪いきいきプラザ

2026.07.01

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「インフォームド・コンセント」って何?

医療者が患者に対して、治療や検査の内容やリスクなどを分かりやすく説明し、理解と同意を求めることを「インフォームド・コンセント」と呼びますが、これはインフォーム(説明)とコンセント(同意)を組み合わせた概念です。実際、医療者は患者の理解度に合わせ、なるべく専門用語を使わずに簡潔に説明することが必要ですが、その際質問の時間も十分に取り、強制せずに自発的な同意を求めることがポイントであると言われています。高齢者の場合、家族の関与によって本人の意思確認をしっかり摂ることも重要だとか。さて、629日付「時事メディカル」の記事の中で京都大学医学研究科医学コミュニケーション学の岩隈美穂准教授は、医療者と患者の両者が対話し、治療方針を決める「SDM(共同意思決定)」が主流になりつつあると説いています。ただ、専門家ではない患者にとって医療に関する知識や理解力、つまりヘルスリテラシーを高めることは簡単ではありません。とは言え、時には、批判的な視点を持つことも大切だと述べています。厚労省のHPでは、「情報に接するときには『本当かな?』と立ち止まって問いかけ、安易に答えを出さない・・・そうした思考の習慣を身につけたい」と述べ、情報を見極めるための10カ条を掲載しています。すなわち、①「その根拠は?」とたずねよう ②情報のかたよりをチェックしよう ③数字のトリックに注意しよう ④出来事の「分母」を意識しよう。つまり、情報によっては全体(分母)を隠してほんの一部の出来事(分子)だけに注目が集まるケースがあるためだといいます。⑤いくつかの原因を考えよう ⑥因果関係を見定めよう ⑦比較されていることを確かめよう ⑨ネット情報の「うのみ」はやめよう ⑩物事の両面を見比べよう。上述の岩隈准教授は、厚労省あるいは公的機関が発信する情報を優先することをアドバイスしています。さらに、チャットGPTなどの対話型生成AIを使う情報収集にも注意が必要であると述べています。すなわち、自ら収集した情報、例えば症状や不安などを整理し、医師に話す前にポイントを三つ程度に絞ってメモしておくこともアドバイスしています。最後に、担当の医師に関しては治療だけでなく患者や家族の背景を理解してくれるかどうか見極めることが大切ではないでしょうか。医師と患者のコミュニケーションが円滑であり、互いに信頼関係がなければ本気で病気に立ち向かうことはできないのだから。

https://medical.jiji.com/topics/4257

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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