2026.07.01
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PM2.5の構成成分であるブラックカーボンが、急性心筋梗塞のリスクを高める?
健康への悪影響が心配されるPM2.5。大気中に浮かぶ直径が2.5マイクロメートル以下のとても小さな粒のことで「微小粒子状物質」とも呼ばれているそうです。髪の毛の太さの30分の1以下なので目に見えないこの粒は、「肺の奥まで入り込み、心臓や血管・呼吸器の病気を起こす可能性がある」と言われています。日本では、2009年にPM2.5の環境基準が定められ、全国で監視が行われているとか。さて、本題ですが、国立環境研究所の研究グループは、産官学共同で、「PM2.5の濃度が高くなったとき、急性心筋梗塞による入院が増えるかどうかを調査した」と述べています。特に、PM2.5を「中身(成分)」ごとに分けて、その中でどの成分が心筋梗塞と関係しているのかを詳しく分析したといいます。そして、本研究で特に注目されたのが、「ブラックカーボン」だそうです。ブラックカーボンは、ものが燃えるときにできる黒い粉(すす)の一種で、ディーゼル車の黒い排気ガス、家庭の薪ストーブの煙、工場や火力発電所の煙、山火事の煙などの発生源から排出される「完全に燃え切らなかったときに出る黒い粒」です。当プレスリリースによると、「それは非常に小さくて軽いため、空気中を長く漂い、体に入ると肺の奥まで届き、炎症を起こしたり血管にストレスを与えたりすると考えられている」とのこと。そのため、PM2.5の中でも特に健康への影響が大きい成分として世界的に注目されているそうです。今回の研究では、日本循環器学会の循環器疾患診療実態調査という大規模データベースから、2017年〜2019年に急性心筋梗塞で緊急入院した4万4千人以上のデータを集め、対象は40歳以上の患者で、年齢、性別、治療中の病気、入院日(から入院した季節がわかる)などの情報も含まれているといいます。その調査研究の結果、「PM2.5の濃度が高くなると、心筋梗塞で入院する人が増えることが確認されました。特に、入院当日やその前日にPM2.5の濃度が上がっていた場合にリスクが高くなりました。
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20260625.html#gsc.tab=0
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

