港区立高輪いきいきプラザ

2026.07.01

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新たな手引きに基づくリハビリで、がん患者の日常生活活動の質が向上

「がん患者へのリハビリテーションは生活の質(QOL)を支える重要な役割を担っていますが、人生の最終段階にある患者を対象とした効果検証は十分に行われていなかった」とのことです。そこで、大阪公立大学大学院リハビリテーション学研究科の研究グループは、「緩和ケア病棟に入院するがん患者にリハビリを行う際に、セラピスト(作業療法士と理学療法士)が大切にすべき考え方や行動を体系的に整理した手引きを作成し、この手引きに基づくリハビリの有効性をランダム化比較試験で検証した」と述べています。因みにこのランダム化比較試験とは、研究に参加する人を、くじ引きのような方法で無作為に複数のグループに分け、治療や支援の効果を公平に比べる研究方法だそうです。ともあれ、検証の結果、「手引きに基づくリハビリは通常のリハビリに比べて、日常生活活動(ADL)の低下を有意に抑制し、患者の主観的な身体機能も良好で、安全性にも問題がないことが示された」とも述べています。当プレスリリースによると、「がん患者では、最期を迎える13か月前頃から、身体機能や、歩く・食べる・トイレに行く・着替えるといったADLが低下することが多く、避けがたい変化として認識されています。しかし、この時期であっても、多くの患者は『自分のことはできるだけ自分でしたい』、『自分らしく生活したい』と望んでいる」といいます。本研究グループは、「これにより、患者の状態や希望に応じたリハビリを提供するための具体的な方法が示され、ADLの低下の抑止と、緩和ケア病棟におけるリハビリの質の向上と標準化に寄与する可能性が示された」と述べ、「緩和ケア病棟に入院するがん患者を対象に、患者の状態や希望に応じたリハビリを提供することで、日常生活活動の低下を抑えられる可能性を示しました。緩和ケア病棟におけるリハビリの質を高め、施設や担当者によるばらつきを減らすための基礎となる成果です」と結んでいます。

https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-24649.html

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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