港区立高輪いきいきプラザ

2026.06.19

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歯周病の口腔細菌叢と唾液の免疫力

「歯周病患者由来の唾液中の口腔細菌叢が、唾液中IgAをはじめとする粘膜免疫応答に影響を与える可能性を、無菌マウスを用いた研究により世界で初めて明らかにした」と発表したのは長崎大学大学院医歯薬総合研究科の研究グループです。実は、歯周病と全身の病気との関わりは多くのことが判明していますが、歯周病に伴う口腔細菌叢の変化が唾液腺や全身の免疫応答にどのような影響を及ぼすかは十分に分かっていなかったそうです。本研究では、無菌マウスに歯周病患者ら由来の唾液中細菌叢を移植し、それがIgA関連免疫応答に与える影響を検討したといいます。その結果、移植された無菌マウスではIgA関連免疫応答が複数の部位で変化することが分かったのですが、特に唾液、血液、糞便におけるIgA濃度に変化が見られたそうです。つまり、自然免疫に関わる細胞集団の変化が認められたと述べています。因みに、IgAは私たちの血液中体液中に存在し、細胞やウイルスが粘膜に付着することを防ぐ働きがあり、免疫グロブリン(抗体として機能するタンパク質の総称)のひとつです。本研究グループは、「今後、口腔細菌叢、唾液IgA、全身炎症、生活習慣病などを総合的に解析することで、口腔と全身の健康をつなぐ新たな予防医学的指標の開発につながることが期待されます」と結んでいます。

https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/science/science467.html

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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