港区立高輪いきいきプラザ

2026.06.17

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肥満や脂肪肝の新たな治療標的とは?

「小腸に存在するタンパク質『Faf2』が、食事由来の脂肪吸収に重要な役割を果たすことを明らかにした」と発表したのは、名古屋大学大学院医学系研究科消化器内科学らの共同研究グループです。具体的には、「小腸でFaf2を欠損させたマウスでは、肥満になりにくく、脂肪肝や糖代謝異常も改善した」と述べています。当共同研究グループは、「小腸の細胞でFaf2を欠損させたマウスを作製して解析を行いました。その結果、このマウスでは脂肪の吸収が低下し、通常食および高脂肪食のいずれの条件でも体重増加や脂肪の蓄積が抑えられました。また、高脂肪食によって引き起こされる脂肪肝や耐糖能異常も改善することが分かりました」と述べています。さらに、「小腸内では脂肪の運搬に関わる『カイロミクロン』の形成低下や、脂肪輸送に必要なタンパク質であるアポリポタンパク質B48の細胞内蓄積が認められたことで、Faf2は小腸における脂肪の輸送を制御する重要な因子であることが示された」とも述べています。今回の研究成果によって、「Faf2が肥満や代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)の新たな治療ターゲットとなる可能性が示され、将来的には新たな治療法の開発につながることが期待されます」と結んでいます。

 小腸の脂肪吸収を調節する新たな分子を発見~肥満や脂肪肝の新たな治療標的となる可能性~ - 名古屋大学研究成果情報

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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