2026.06.17
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瞑想と心拍変動の深い関係
ストレスや自律神経活動のマーカーとしてストレスレベルを反映するとされる心拍変動(HRV)の関係を用いて解析した、と発表したのは東京科学大学環境・社会理工学院イノベーション科学系および東京大学医学系研究所らの研究グループです。具体的には観察研究として、「マインドフルネス瞑想」(ありのままに気づいている心理状態を育む実践)と心拍変動の関係を明らかにした、と述べています。その解析の結果、「瞑想実践者では、主観的ストレスの低下が認められた一方で、日常生活全体の心拍変動には対照群との差は認められなかった」と述べています。瞑想はストレス軽減などへの効果が広く報告されていますが、その生理学的基盤には未解明な点も多く、自律神経活動へどのような影響を与えるかは十分に明らかになっていなかったとか。本研究には習慣的に瞑想を行う成人19名、習慣的にランニングを行う32名、両方行わない39名の90名が参加。そして、3週間スマートウオッチを装着し、心拍変動を連続測定しました。その結果、瞑想群およびランニング群では、どちらでもない群と比較して主観的ストレスが低いことが確認されたといいます。ただ、ランニング群では、心拍変動は有意に高値を示した一方で、どちらでもない群と同程度だったそうです。つまり、瞑想の効果が恒常的な心拍変動上昇として現れるわけではないことを示唆しているといいます。要は、瞑想が日常生活全体の心拍変動を恒常的に高めるというより、必要なタイミングで自律神経状態を柔軟に調整する労力に関与している可能性があると述べています。因みに、心拍変動ですが、当プレスリリースでは「心臓は一定のリズムで動いているように見えますが、実際には心拍の間隔は少しずつ変化しています。このゆらぎを心拍変動と呼ぶ」と説明しています。この心拍変動は、自律神経の働きと関係しており、リラックス時には大きくなり、強いストレス時には小さくなる傾向があるそうです。
https://www.isct.ac.jp/ja/news/749r86boepa0
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

