2026.06.17
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思い出したり、思い出せなかったり、どうして起こるの?
何かを思い出そうとしても、すぐに思い出せることもあればそうでないときもあります。それはなぜでしょうか?この「記憶へのアクセスのゆらぎ」は、脳内ヒスタミン神経のゆっくりとした活動変動によって左右されることである、と発表したのは名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経科学研究所および北海道大学、熊本大学の共同研究グループです。 具体的には、マウスのヒスタミン神経活動をリアルタイムで読み取ったそうです。その結果、「活動レベルが高いタイミングで記憶の手がかりを提示すると、低いタイミングに比べて、記憶に基づく行動が約40%多く見られることが分かった」といいます。本研究では、記憶を思い出せない状態を考えるうえで、新たな視点をもたらすものであると述べています。実は、記憶そのものが失われたのではなく、その時々の脳内状態によって、保存された記憶へアクセスしにくくなる場合があることが明らかになったとも述べています。本共同研究グループは、「知っているはずの名前が出てこない」といった、日常的にみられる記憶のゆらぎの理解につながる可能性があります。また、加齢や認知症などでみられる、記憶や認知機能が日や時間帯によって変動する仕組みの解明にも役立つことが期待されます、と結んでいます。
https://www.nagoya-cu.ac.jp/press-news/202606120000/
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

