2026.05.27
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抗がん剤による吐き気のメカニズムとは?
抗がん剤の一つで多くのがんに効果がある一方で、副作用として強い吐き気を引き起こすと言われている「シスプラチン」の治療に伴う吐き気について、その発生メカニズムをマウスを用いて解析した、と発表したのは大阪公立大学大学院医学研究科脳神経機能形態学の研究チームです。具体的には、野生型マウスに抗がん剤シスプラチンを投与。そこで、摂食量、体重、活動量の変化に加え、バイカ行動(本来は食べないものを摂取する行動)、味に対する嫌悪学習を調べることで、吐き気の状態を評価する方法を確立し、その研究を進展させるための基盤が整ったと述べています。すなわち、これまで困難であったマウスにおける吐き気の評価が可能になったという訳です。ただ、今回の結果はマウスを用いて得られた研究結果であったため、今後はヒトでも同じように働くか検証する必要があるといいます。本研究グループは、吐き気の発生のメカニズムとして、これまで関与が知られていたセロトニン3受容体とは別のGDF15という分子を介したメカニズムによっても引き起こされる可能性を示したといいます。因みに、このGDF15は体にストレスがかかったときに増える、ストレス応答サイトカインの一つです。
https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-24094.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

