2026.05.27
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大豆が免疫力を高める仕組みとは
食事に含まれる大豆が腸内の特定の共生細菌の定着を促進し、この2種の細菌が協力して小腸の粘膜下に存在するリンパ組織の免疫細胞を活性化することで、幅広い細菌に結合する「多応答性IgA抗体」の産生を誘導することを発見した、と発表したのは慶應義塾大学大学院薬学研究からの共同研究グループです。すなわち、大豆食により誘導された多応答性IgAは、腸内細菌叢を常に維持するだけでなく、サルモネア菌などの病原菌に対する感染防御能を高めることも明らかになったと述べています。因みに、多応答性IgA抗体とは、特定の1種類の抗原だけでなく、複数の異なる細菌種や分岐構造に結合できるIgA抗体のことで腸内細菌叢を広く制御するだけでなく、未知の病原菌に対して初期防御する役目を持っています。本研究は、食事と腸内細菌が協調して粘膜免疫を形作る「食事―腸内細菌―免疫軸」の実像を分子レベルで明らかにしたものであると述べ、多応答性IgA抗体を活用した感染症予防医学への応用や大豆以外のマメ科植物でも類似の効果が観察されていることから、今後様々な応用にもつながることが期待される、と結んでいます。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-release/20260521-press-01/
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

