2026.05.20
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富士山の「冷たい膨張」と「熱い膨張」
富士山の「冷たい膨張」について発表したのは北海道大学の研究グループです。「国土地理院によって富士山山頂及び周辺に展開された稠密な測位衛星観測局(GNSS局)の過去5年間の日々の動きを解析し、気象庁のアメダス観測点の雨量データと比較、富士山における雨と地殻変動の関係性を初めて明らかにした」と述べています。実は、富士山は「水の山」でもあるといいます。当発表によると、「富士山の斜面には恒久的な河川はなく、降った雨水は地面に染み込んで溶岩流に挟まれた透水性の高い層を通って流れ下ります。それらはやがて溶岩流の先端で地表に吹き出し、山麓に美しい湖や滝を形成する」とのこと。富士山は1707年の宝永噴火以来300年の間噴火していませんが、噴火の前にはマグマが地下深くから上がってくるため山全体が膨張するそうです。これを「熱い膨張」と呼びます。さて、一方の「冷たい膨張」ですが、地下の水脈の膨張によっても隆起するといいます。この隆起はわずか数cm程度ですが、噴火の前兆である「熱い膨張」も、同じ程度のわずかな地殻変動として始まるため、両者を正しく区別することが重要であると述べています。
https://www.hokudai.ac.jp/news/2026/05/post-2283.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

