2026.05.20
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血液検査で分かる栄養不足と疲労のつながり
疲れは誰でも感じるものですが、それが続くとQOLが下がり、大きな病気につながることがあります。そこで、疲労の原因の一つとして「栄養状態」に着目し、特に、偏った食生活によって不足しやすい水溶性ビタミンが、体の不調に関係しているのではないかとの観点から、大阪公立大学大学院生活科学研究科の研究グループは、体内の「酸化ストレス(体が酸化して傷つく状態)」に関係する物質であるホモシステインに注目。そのホモシステイン代謝には、ビタミンB12と葉酸が必要であり、ビタミンB12や葉酸が不足すると血中ホモシステイン濃度が高くなり、そのことが疲労とどのように関係しているかを調べた、と述べています。具体的には、健康な日本人約600人を対象に調査。血液中のホモシステイン濃度、葉酸濃度、ビタミンB12濃度を測定し、血中ホモシステイン濃度からビタミンB12や葉酸の不足を検出できることを明らかにしたといいます。また、ホモシステイン濃度と疲労の関係を男女に分け、重回帰分析(複数の因子の関係を同時に考慮して解析する方法)を実施。男性はホモシステイン値が高いと身体疲労が大きく、女性はホモシステイン値が高いと意欲が低下することが明らかになったと述べています。本研究の責任者は、「現代社会において水溶性ビタミンの欠乏症は稀であるとされています。しかし、欠乏症が現れていない潜在的欠乏状態による身体の不調を呈しているケースが認められるようです。偏食は水溶性ビタミン摂取不足に陥りやすいため、日頃からバランスの取れた食事を心がけて欲しいです」とコメントしています。
https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-23880.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

