2026.04.15
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ネコひねりを解明
高い所から落ちたとき、空中で体勢を立て直し、足から安全に着地することができるネコ。この行動をネコひねりと呼ぶとか。学術的には「立ち直り反射」と呼ばれているそうです。では、立ち直り反射の際に、ネコはどのように体を使っているのでしょうか?山口大学共同獣医学部の研究グループは、「ネコの脊椎(背骨)の一部である胸椎と腰椎がどのくらいの力でどのくらいねじれるのかを測定し、ネコの胸椎が非常にねじれやすいことを発見した」と発表しました。具体的には、「ネコの検体から胸椎と腰椎を採材し、力学的手法によりどのくらいの力でどのくらいねじれるのかを測定し、胸椎と腰椎の間で比較した」そうです。その結果、「ねじれやすいネコの胸椎が立ち直り反射を行う上で役に立っている」と述べています。本研究グループは、「ネコの胸椎は非常にねじれやすく、立ち直り反射に有利に働く可能性が示されました。本研究は、ニュートラルゾーンなどの力学的手法で得られたデータに基づいて、ネコの胸椎と腰椎のねじれやすさを比較した初めての研究です。ただし、本研究により『ネコひねり問題』が完全に解決されたわけではありません。今後は、今回明らかとなった実際のネコの体の柔軟性を正確に反映した数理モデルを構築していくことが、この難問を解くために必要です」と結んでいます。
https://www.yamaguchi-u.ac.jp/weekly/48407/index.html
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

