2026.04.10
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ぎっくり腰と高齢者
イタリアやフランスなどでは「魔女の一撃」と呼ばれるぎっくり腰。ただ、これがズバリ、ぎっくり腰と呼べるような医学的な症状は一つではなく、「仙腸関節」(骨盤の中央にある仙骨と左右にある腸骨をつなぐ関節)がずれたりねじれたりすると、激しい痛みやしびれが生じるのですが、これもぎっくり腰の一つだそうです。4月10日付時事メディカルの記事で教えられました。「仙腸関節障害による痛みは、仙腸関節を中心に、臀部(でんぶ)やそけい部、下肢に表れることが多い」という話です。このほかにも、「その原因や病態も様々で、筋肉や靭帯の損傷、椎間関節の機能障害、椎間板の損傷などいろいろなケースが見られる」と時事メディカルの別の記事(2025年12月23日付)では述べています。ところで、同記事に興味深いことが書かれていました。加齢により椎間板の変性が進み、腰回りの関節や筋肉への負担が増えるから、ぎっくり腰を起こしやすいと思いがちですが、実は高齢になるとぎっくり腰の発症頻度は若干低下するということです。なぜなら、「高齢者になると関節の可動域が狭まり、無理な動きをしにくくなるため」だとか。ともあれ、「急に腰を反らせる、中腰で重いものを持ち上げる、くしゃみをするといったタイミングでぎっくり腰を発症するケースが多く見受けられるようですので、くれぐれもご注意を!

