2026.04.08
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脳死下臓器提供の実態とは?
脳死下臓器提供を実際に行っている施設は増加しつつある一方で、そうした施設は限られており、それらの施設間では体制や経験に大きな差があるそうです。加えて、臓器提供に至る過程は複雑で、多くのプロセスを要するのですが、それまでそれらの実態は十分に明らかにされていなかったといいます。そこで、岡山大学学術研究院医歯薬学域救命救急・災害医学の研究グループは、全国16の救命救急センターが参加する「J-RESPECT study」において脳死下臓器提供に至るまでのプロセスの実態を明らかにした、と発表しました。具体的には、過去13年間の204例を解析し、施設ごとに臓器提供に至る過程に大きなばらつきがあることを示したといいます。特に提供経験の多い施設では家族が十分な情報をもとに意思決定できる環境の整備が必要である」と述べ、「今後は全国どこでも平等に質の高い専門医療を受けられる体制構築が期待されます」と結んでいます。因みに、研究者は「臓器提供は特別な医療ではなく、救命医療の延長線上にある選択肢のひとつであり、本研究によってプロセスが可視化できたことは大きな一歩であると感じている」と述べています。
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1528.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

