2026.10.21
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握力の左右の差と疾患リスク
「握力が低いことと心血管疾患などの疾患リスクの関係について」、以前本欄でも取り上げましたが、10月9日付時事メディカルによると、「握力の左右差が20%を超える人では10%以下の人と比べて死亡リスクが30%上昇する(国立長寿医療研究センター研究所老化疫学研究部の研究結果)」と言われています。当センターによると、平均年齢約56歳の地域住民3420人(男性1694人、女性1726人)を対象に平均約17年間追跡したところ、「左右差0~10%を基準(左右差ほぼなし)グループ、10%超~20%を軽度グループ、20%超を高度グループに分類して比較した結果、男性では高度グループの死亡リスクが基準グループに比べて40%上昇、女性では25%上昇した」と述べています。そもそも、どうして握力の左右差と死亡リスクとの関連に着目したのでしょうか?上述の国立長寿医療センター研究所によると、握力の左右差について「姿勢の悪さに伴う体の使い方の偏りや脳神経機能の低下などを反映している可能性があり、全身の老化のサインと考えられる」と説明しています。そして、その対策として、次のようにアドバイスしています。①無理のない範囲で左右均等に重い物を持つ②手指を使う作業やじゃんけんの「グー」と「パー」を交互に繰り返すグーパー運動を行う③足腰や上半身を含めた全身運動を行う。最後に、「握力を定期的に測定し、左右差にも目を向けながら、利き手だけでなく両手の握力をバランスよく維持・向上させるよう心掛けましょう」ともアドバイスしています。
https://medical.jiji.com/topics/4375
https://www.ncgg.go.jp/ri/advice/34.html
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

