2026.10.21
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年上のきょうだい数と幼児の腸内細菌タイプの関連
「2歳と4歳の子どもの腸内細菌叢のタイプや便中の短鎖脂肪酸濃度が年上のきょうだいの数と関連することを明らかにした」と発表したのは、理化学研究所生命医科学研究センター粘膜システム研究チーム及び複数の大学との共同研究グループです。今回、共同研究グループは、2歳児903人、そのうち4歳児でも参加した684人の便を解析したところ、年上のきょうだいが居る子どもでは、「細菌の多様性と短鎖脂肪酸の一つである便中プロピオン酸の濃度が最も低いタイプに分類される割合が低いことが分かった」と述べています。こうした研究を行った背景として、本研究グループは次のように説明しています。「子どもの腸内細菌叢は、出産方法、授乳、食事など様々な因子の影響を受け、成長とともに、大きく変化し、大人に近い構成になる」ということです。そして、幼児期の腸内環境は、その後のアレルギー疾患とも関連すると述べています。そこで、本研究では、腸内細菌叢のデータを解析し、同時にきょうだい構成、家族環境などの情報を収集したところ、年上のきょうだいがいる子どもではアレルギー疾患などの発症リスクが低いことが分かったそうです。本研究グループは、「今後は年上のきょうだいと関連して変化する腸内細菌や代謝物がアレルギー疾患をはじめとする子どもの健康や病気の発症と実際にどのように結びつくのかを検証する必要がある」と述べ、「こうした研究が進むことにより、将来、腸内環境に働きかけることでアレルギー疾患などの発症リスクを低減できるかを検討していきたい」と結んでいます。
https://www.riken.jp/press/2026/20261016_1/index.html
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

