港区立高輪いきいきプラザ

2026.10.21

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膵臓がんはなぜ治りにくいのか?

東京都健康長寿医療センターのHPに掲載された、10月6日付記事によると、「膵臓がんはなぜ治りにくいのか?」と問いかけ、その理由について次のように説明しています。「膵臓がんは今なお約10%という生存率のがんの一つですが、過去に様々な取り組みが行われてきた中で、大きな状況の変化をもたらすことができなかった鍵は、がんの多様性と変わり身の早さである」ということです。すなわち、一様な「腺がん」ではなく、性質の異なるがんが入り混じった集団かもしれないとも述べています。つまり、なぜ厄介かというと、「がんの塊の中でさえ、おとなしい細胞もあれば、増えやすく転移しやすい細胞もある」と指摘しています。そのため、診断や薬の効き方を複雑にしている要因であり、そのことが難治性を解く鍵になるのではと述べています。繰り返しになりますが、がん細胞のかたまりと見るのではなく、がん細胞を1個ずつ見ることが大切であるといいます。さて、治療法ですが、繊維芽細胞増殖因子受容体4(FGFR4)に着目。これは、細胞の増殖を誘導する受容体であるため、その働きを急激に抑えると、がん細胞は「老化」して増えなくなるそうです。そこへ、「セノリティック薬(老化細胞除去薬)」を処方することで、「老化→除去」という2段階の治療が可能になるということです。本研究グループは、「膵臓がんもまた患者ごとに、あるいは同じ腫瘍のなかでも性質は一様ではなく、環境によって性質を変化させる、この新しい視点で研究を見直すことで、治りにくい膵臓がんを克服する近道になると考えています」と結んでいます。

https://www.tmig.or.jp/research/news/nid00001516.html

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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