港区立高輪いきいきプラザ

2026.10.21

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人は信用できない情報にも左右される?

私たちは日々多くの情報に接していますが、近年、インターネット上では、口コミの評価やファクトチェックなど、情報がどの程度信頼できるかを示す仕組みが広がっていることは、皆さんご存じの通りです。しかしながら、「情報の信頼度を数字で示されれば、その情報を適切に使えるのか」という疑問が生じます。そこで、「判断の根拠となる情報源の信頼度が数字で明示されていても、人はその信頼度を必ずしも適切に判断に反映できないことを明らかにした」と発表したのは、筑波大学体育系の研究グループです。本研究では、「情報源ごとに『正しい情報を示す確率』を数字で示し、複数の情報源から得た情報を組み合わせて判断する実験を行った」そうです。その結果、「参加者は信頼度の高い情報ほど重視していたものの、示された信頼度をそのまま判断には反映していなかったことが明らかになった」と述べています。特に、「正しい確率が50%」と明示された、本来は判断の手掛かりにならない情報であっても、その内容に沿った選択をしやすくなったといいます。加えて、別の実験では、「それぞれの情報が自分の判断にどの程度影響したと思うかを参加者に報告してもらったところ、参加者は、信頼できない情報に自分の判断が影響されていたことを、ある程度正しく認識していた」と述べています。すなわち、人は信頼できない情報の影響を受けながらも、その影響そのものはある程度把握できることが分かったとも述べています。本研究グループは、「今回の結果は、なぜ⼈の判断や信念が誤った情報や信頼性の低い情報の影響を受け続けるのか、その仕組みを理解するための新たな枠組みになると期待されます」と述べ、「今後、本研究で明らかになった、情報の重みづけと判断への影響の関係を踏まえ、ファクトチェックや信頼度表⽰などの情報提⽰をどのように設計すれば、信頼性の低い情報の影響を抑えられるのかを検討していきます」と結んでいます。

https://www.tsukuba.ac.jp/journal/society-culture/20261014141500.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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