港区立高輪いきいきプラザ

2026.10.21

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心不全患者と腎機能低下の関係

順天堂大学医学部循環器内科学講座らの研究グループは、「入院心不全患者における尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)の臨床的意義を検討した」と発表しました。このUACR は、「尿中に排泄されるアルブミン量を、尿中クレアチニンで補正して評価する指標で、腎臓の障害を早期に反映する検査として、慢性腎臓病や糖尿病性腎症などで広く用いられている」とのことです。ただ、これまで「心不全患者における腎機能低下や腎関連イベント(透析導入や腎臓病による死亡など)との関連は明らかとなっていなかった」と述べています。そこで、①日本全国87施設において入院心不全患者における退院時の尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)の臨床的意義を検討 ②退院時UACRの数値が高い患者ほど、退院後1年間の推算糸球体濾過量(eGFR)の低下が大きかった ③退院時のUACR高値は、退院後の腎関連イベントおよび全死亡リスクの上昇と有意に関連していたそうです。今回本研究が行われた背景として、当プレスリリースでは「心不全は高齢化に伴い患者数が増加している重要な循環器疾患であり、入院を要する心不全患者では、退院後も死亡や再入院のリスクが高いことが知られています。また、心不全患者は腎機能障害を合併することが多く、心臓と腎臓の相互作用、いわゆる『心腎連関』が病態や予後に大きく関与している」と説明しています。本研究グループは、「今後は、UACR値の経時的な変化や、薬物治療など治療介入後の変化を含めたさらなる研究により、心不全患者におけるUACR測定の臨床的活用法を明らかにしていくことが期待されます」と結んでいます。

https://www.juntendo.ac.jp/news/28705.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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