2026.09.30
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ヒノキ根精油が睡眠状態を改善
「中高年女性を対象とした自宅実験において睡眠初期の脳活動と中途覚醒時間の変化を確認した」と発表したのは、九州大学農学研究院の産学共同研究グループです。当プレスリリースによると、「中高年女性は睡眠の問題を抱えやすく、睡眠の質を維持・改善することは、心身の健康を保つうえで重要な課題である」といいます。そこで、香川県産ヒノキの根から蒸留した精油(KHREO)を就寝時に使用したところ、使用7日目には睡眠初期のデルタ波活動が増加し、使用13日目には中途覚醒の合計時間が有意に短縮したと述べています。すなわち、「脳波、スマートウォッチによる睡眠指標、睡眠の主観評価の3種類の指標による評価から、精油が睡眠状態の改善に役立つ可能性が示された」とも述べています。本研究では、「35〜60歳の女性12名を対象に、香川県産ヒノキ根精油(Kagawa Hinoki Root Essential Oil:KHREO)が睡眠に及ぼす影響を自宅環境で検証した」そうです。その結果、精油の使用7日目には、深い眠りに関連するデルタ波活動が増加。また、使用13日目には中途覚醒の合計時間が有意に短縮し、睡眠の主観評価でも、起床時の眠気および疲労回復に関するスコアの改善が認められたということです。本研究グループは、「本研究成果は、精油が睡眠状態の改善に役立つ可能性を示すとともに、これまで十分に活用されていなかった香川県産ヒノキ根の活用拡大につながることが期待されます」と結んでいます。因みに、今回使用された精油は「香川県産ヒノキ(Chamaecyparis obtusa)の根部から、蒸留によって抽出された精油であり、本研究では、就寝前に吸入する香り刺激として用いられた」ということです。
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1579
SM

