2026.09.25
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NAD⁺ (補酵素)とフレイルの関係
「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド」、随分と長い名前ですが、この「NAD⁺ 」は、細胞内でのエネルギー産生や酸化還元反応などに関わる補酵素だそうです。この補酵素が、加齢に伴い心身機能が衰えるフレイルと関連があるというお話です。「地域在住の65歳以上の高齢者529名を対象として、全血中のNAD⁺ 濃度とフレイルとの横断的な関連を検討した」と発表したのは、東京都健康長寿医療センター研究所の研究チーム。実際、この二つの関係は高齢者の健康を理解するための基礎的知見になりうると述べています。ただ、あくまで横断研究であるため「NAD⁺ 濃度とフレイルとの因果関係や時間的な前後関係は明らかではない」とも述べています。ともあれ、フレイルは要介護、入院、死亡などのリスク上昇と関連しているため、身体の脆弱性やその背景にある代謝異常を客観的に捉えるバイオマーカーの確立が求められているのです。本研究グループは、「今後は同じ対象者を継続的に追跡するとともに、細胞・組織ごとのNAD⁺ を測定し、NAD⁺ 代謝とフレイルとの関係を詳しく検証する必要があります」と結んでいます。
エネルギー産生や細胞修復に不可欠な補酵素NAD⁺と高齢期のフレイルとの関連を解明 −健康長寿を支える仕組みの理解につながる新たな疫学的知見−|地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 研究所サイト
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

