港区立高輪いきいきプラザ

2026.09.25

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一度太ると痩せにくくなるのはなぜ?

昭和医科大学の研究グループは、「国内の大学・研究所等との共同研究により、一度太ると痩せにくく、減量後も体重が戻りやすくなる『肥満の記憶』の新たな仕組みを解明した」と発表しました。では、その「肥満の記憶」とはどのようなものなのでしょうか?そのメカニズムは次のように説明されています。「肥満により免疫細胞であるマクロファージにおいて生じたスプライシング制御異常が、体重減少後も長期間持続することを示した」といい、この「肥満の記憶」によって、「マクロファージが死細胞から脂肪分解を促す物質を回収して脂肪細胞に届ける働きが低下し、減量後も痩せにくい状態が維持されることが明らかになった」と述べています。因みに、マクロファージとは、「体内に存在する免疫細胞の一種で、異物や死んだ細胞を取り込んで処理するほか、組織の修復や炎症の調節にも関わる」との事です。一方、スプライジングとは、特定の遺伝子のバリエーションの変化のことで、「1つの遺伝子から作られる設計図(mRNA)の編集過程で、含める部分・除く部分の組み合わせを変えることで、複数の異なるタンパク質(アイソフォーム)を作り出す仕組みである」と述べています。ともあれ、たとえ食事療法や運動などによって一時的に体重を減らしても、その後に体重が増えて、減量が難しくなったりすることがある中で、本研究グループは、今回の研究によって「こうした『リバウンド』の背景にある分子生物学的な仕組みの一端を明らかにしたものであり、今後、『肥満の記憶』やスプライシングの変化がさらに解明され、これらを標的とした研究が進むことで、減量後の体重維持や体重再増加の予測や、新たな肥満治療法の開発につながることが期待されます」と結んでいます。

【昭和医科大学】一度太ると痩せにくくなる仕組みを解明 ~肥満の“記憶”を生み出すRNAスプライシング異常を発見~ - 大学プレスセンター

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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