港区立高輪いきいきプラザ

2026.09.23

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関節リウマチの炎症を強める新たな仕組みとは?

関節リウマチは、自分自身の体に免疫反応が起こることによって関節の内側を覆っている滑膜(かつまく)に炎症が起きる自己免疫疾患ですが、放っておくと軟骨などが破壊されて関節の機能が損なわれてしまう厄介な病気です。日本リウマチ財団のHPによると、人口の0,4〜0,5%、30歳以上の人口の1%にあたる人がこの病気にかかると言われていて、男性よりも女性に多く認められる(約3倍)そうです。この病気の診断には特別な指標はなく、とてもたくさんの似たような病気の中から関節リウマチですと選り分けるための診断基準はなく「分類基準」という物差しを使って診断している、と上述のリウマチ財団のHPに教えられました。さて、広島大学病院リウマチ・膠原病科らの共同研究グループは、「CFH(補体H因子)というタンパク質が関節リウマチの炎症を強める新たな仕組みを明らかにした、と発表しました。実は、このCFHはこれまで血液中や細胞の外で働き、免疫反応の一つである「補体系」が過剰に働くのを抑えるタンパク質として知られていたのですが、今回関節リウマチで炎症が起こる関節の滑膜にある「滑膜繊維細胞」の中にもこのCFHが存在することがわかった」と述べています。さらに、「炎症を引き起こす物質であるTNF(関節リウマチにおいて炎症を引き起こすサイトカイン)の刺激を受けるとDFHが増えることを確認した」とも述べています。すなわち、上述のTNFと細胞内CFHの動きを抑える方法を組み合わせることで、炎症をより効果的に抑えられる可能性があるという訳です。本共同研究グループは、「今後、細胞内CFHを狙った治療法の研究が進めば、現在の関節リウマチ治療を補う新たな治療につながることが期待されます」と結んでいます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/100020

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

 

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