港区立高輪いきいきプラザ

2026.09.23

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咬筋(こうきん)の体積が大きい人ほど、口腔環境がよい?

 口腔の健康は、食事や栄養状態だけでなく、全身の健康や生活の質にも深く関わっていることは、皆さんご存じのとおりです。加齢とともに、口腔の状態を良好に保つことが難しくなり、歯の喪失や歯周病、噛む機能の低下など、さまざまな問題が生じます。そこで注目したのは、咬筋(こうきん)です。これは、ものを噛むときに使う、あごの筋肉の一つですが、東北大学加齢医学研究所、弘前大学医学研究科、弘前大学健康未来イノベーション研究機構、および九州大学大学院医学研究院の研究グループは、「既に撮影された頭部 MRI 画像を活用し、AI によって咬筋を自動的に抽出・計測することで、口腔状態に関する新たな情報を得ること」を考案したといいます。そして、「頭部 MRI 画像から、この咬筋の体積を AI で高速に自動計測する手法を開発。この手法を、大規模な高齢者集団に適用したところ、咬筋の体積が大きい人ほど、歯の状態、歯周の炎症、口腔機能を総合した口腔の問題が少ないことが分かった」と述べています。 今回の成果により、既存の頭部 MRI 画像から AI で測った咬筋体積を高齢者の口腔健康状態を評価する手がかりとして活用できる可能性が示されたという訳です。本共同研究グループは、「今後、さまざまな研究機関やデータベースで利用・検証されることで、MRI を用いた口腔の健康に関する研究の発展や、異なる集団における再現 性の確認につながることが期待されます」と述べ、 「なお、本研究は一時点のデータに基づくものであり、咬筋体積と口腔状態との因果関係を示すものではありません。今後は、長期的な追跡研究や外部データを用いた検証を進めていきます」と結んでいます。

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1573

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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