2026.09.23
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水素と睡眠の関係
「水素と睡眠の関係」と聞いてすぐに理解できる人は少ないのではないでしょうか。体内の酸化ストレスは睡眠障害との関連が示唆されていますが、酸化ストレスを軽減すると睡眠の質が改善される可能性があるそうです。そして、水素には抗酸化作用や抗炎症作用があると報告されている一方で、一部の腸内細菌は食物繊維などの発酵を通じて水素を産生するとか。勿論、その産生される水素量には個人差がありますが。さて、前置きはともかく、広島大学病院の研究グループは、睡眠の質に悩みのある健康な成人44人を対象に、水素を含むゼリーを8週間摂取することで睡眠の質が改善するか、またその効果に腸内マイクロバイオーム(腸内に存在する細菌などとそれらが持つ遺伝情報を含めた生態系全体のこと)の違いが関与するのか調べたと述べています。その結果、水素ゼリー摂取組とそうでない組の間で明確な違いは見られませんでしたが、水素ゼリー組について詳しく調べると、睡眠の質が改善した人とそうでない人の間には、腸内マイクロバイオームの特徴に明確な違いが見られたといいます。すなわち、腸内で水素を作る細菌が少ない人ほど水素ゼリー摂取後に睡眠の質が改善しやすい可能性が見出されたといいます。これは何を意味するのでしょうか?つまり、「水素を摂取すればだれでも同じような効果が得られる」というのではなく、元々の腸内細菌の状態次第ということです。本研究グループは、「水素の効果を調べる際に、こうした個人差を考慮することが必要である」と述べ、「臨床研究による検証を通じて将来的に腸内マイクロバイオオームの情報をもとに1人ひとりの特徴に合わせた『個別化ヘルスケア』および水素の臨床研究への応用が期待されます」と結んでいます。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/99959
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

