港区立高輪いきいきプラザ

2026.09.16

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乳酸菌ラクチカゼイバチルス パラカゼイ シロタ株を含む乳製品と男性高齢者の死亡リスク

地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターは、ヤクルトと共同で、「群馬県吾妻郡中之条町に在住の高齢者を対象に、乳酸菌ラクチカゼイバチルス パラカゼイ シロタ株(以下、L.パラカゼイ・シロタ株)を含む乳製品の習慣的摂取が全死亡に与える影響を疫学的に調査した」と発表しました。加えて、「L.パラカゼイ・シロタ株を含む乳製品を過去5年間、週3日以上摂取していた男性高齢者では、摂取頻度が週3日未満の高齢者に比べて、全死亡リスクが有意に低いことが示された」と述べています。今回の研究の背景として、当プレスリリースは次のように述べています。「L.パラカゼイ・シロタ株を含む乳製品の継続摂取が高血圧、便秘および貧血の発症リスク低減に寄与する可能性を見出しており、習慣的なL.パラカゼイ・シロタ株を含む乳製品の摂取が高齢者の健康維持に有用であることが示唆されています。高血圧、便秘、貧血はいずれも高齢者において罹患率の高い疾患であり、これらの発症は死亡リスクとも関連することが報告されています。こうした背景から、これら疾患の発症リスクとの関連が示唆されている、L.パラカゼイ・シロタ株を含む乳製品の摂取と全死亡との関連に着目した」ということです。具体的には、研究への参加者1,280名の平均追跡期間は9,3年 で、死亡者数(率)は男性147名(28,3%)、女性114名(15,0%)であり、全参加者を対象に、主要な交絡因子(年齢、BMI、飲酒習慣および喫煙習慣)を調整した多変量解析を行った結果、「L.パラカゼイ・シロタ株を含む乳製品を習慣的に週3日以上摂取している男性では、全死亡リスクが低く、生存期間が長い傾向を示すことが見いだされた」と述べています。一方で、「今回の研究において、女性ではL.パラカゼイ・シロタ株を含む乳製品の摂取と全死亡との間に関連は認められませんでした。これは、女性の死亡率が低く、追跡期間が十分でなかった可能性が考えられ、全死亡との関連についての解釈は、現時点では限定的であると考えられます」とも述べています。本研究グループは、「特定の乳酸菌株の継続摂取と全死亡との関連を示した、初めての疫学的知見です」述べ、「これらの知見は、日常的な食品の摂取を通じた長寿実現の新たな可能性を示すものであり、『腸内環境と健康・長寿との関連』という観点を疫学的に支持する結果の一つと位置づけられます」と結んでいます。

https://www.tmig.or.jp/research/news/nid00001457.html

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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