港区立高輪いきいきプラザ

2026.08.28

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意思決定の進行を映し出す「内側前頭前皮質」

「私たちは日常生活の中で、目や耳から得た情報と、過去に学習した知識を組み合わせ、適切な行動を選択しています。内側前頭前皮質は、このような意思決定や目標に基づく行動に重要な脳領域であることが知られている」との事です。しかし、内側前頭前皮質の多数の神経細胞が、情報を受け取り、行動を考え、実際に選択に至るまでの一連の過程において、どのように協調して働いているのかは、十分に分かっていなかったそうです。そこで、鹿児島大学、早稲田大学、理化学研究所の研究グループは「マウスが視覚情報を手がかりに行動を選択する際、意思決定に重要な脳領域である『内側前頭前皮質』では多数の神経細胞が、課題の進行に沿って、毎回よく似た順序で活動することを明らかにした」と発表しました。つまり、内側前頭前皮質では、刺激提示時に多様な神経細胞の活動が組み合わさることで、課題進行に沿った集団活動が生み出されているというのです。本研究の成果は、多様な神経細胞の活動が課題の各段階に応じて組織化されることで、一連の意思決定が支えられている可能性を示すものであると述べ、「今後、特定の神経回路や細胞種を選択的に観察・操作する研究を進めることで、課題の進行に沿って組織化された内側前頭前皮質の神経活動が、学習、判断、行動選択にどのような役割を果たしているのかを明らかにできると期待されます。また、将来的に意思決定機能に変化がみられる精神・神経疾患の脳の仕組みを理解する手がかりになる可能性があります」と結んでいます。

意思決定の進行を映し出す内側前頭前皮質の神経活動 – Global Research Center (GRC) 早稲田大学 研究活動

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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