港区立高輪いきいきプラザ

2026.08.28

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漢方薬「防風通聖散」が加齢による脂肪組織の線維化を抑制

肥満に用いられる漢方薬の「防風通聖散」が「加齢」条件下で脂肪組織の「線維化」を抑制する作用を発見した、と発表したのは大阪大学大学院医学系研究科の研究グループです。防風通聖散は、日本で肥満症などに広く用いられ、18種類の生薬から構成される漢方薬だそうです。ただ、防風通聖散が「加齢」という条件下で脂肪組織の線維化に対してどのような効果を発揮するかについては解明されていなかったといいます。当プレスリリースによると、「肥満や加齢は、体内で慢性的な炎症を引き起こし、さまざまな組織の『繊維化』をもたらすことが知られています。脂肪組織において線維化が生じると、その機能不全からさまざまな病態が誘発されますが、現時点で線維化を直接的に抑える治療法は確立されていない」ということです。そこで、本研究グループは、「脂質を多く含むエサによって肥満を誘発した高齢マウスに対して防風通聖散を投与。すると、脂肪組織や肝臓における線維化が抑制されることが明らかになった」そうです。また、細胞実験によって、防風通聖散が直接的な抗線維化作用を有することなども判明したと述べています。今回の結果から、「防風通聖散には、肥満症だけでなく、線維化に関連するさまざまな疾患に対する新たな治療薬としての役割も期待されます」と述べています。尚、研究者は次のようにコメントしています。「防風通聖散は抗肥満作用で知られる漢方です。肥満は糖尿病・心不全・慢性腎臓病などの要因となり、その一因が脂肪組織の線維化です。線維化で脂質の貯蔵機能が損なわれると、溢れ出た脂質が他臓器に蓄積して障害を招きますが、確立された治療法はありません。漢方の効果には個人差が大きいですが、防風通聖散の抗肥満・抗線維化作用は特に高齢者で効果が強い可能性が示され、防風通聖散の日常利用に大きなヒントを与える結果になったと考えています」。

https://www.med.osaka-u.ac.jp/activities/results/2026year/onishi2026-8-21

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

 

 

 

 

 

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