2026.08.26
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AIが心房細動リスクを瞬時に評価
「AI(人工知能)を搭載した12誘導心電計を用いて、通常の洞調律心電図から心房細動のリスクを迅速に評価できるかを実臨床データで検証した」と発表したのは、藤田医科大学医学部循環器内科学らの研究グループです。心房細動とは、「心房が不規則かつ高速に興奮する不整脈で、脳梗塞や心不全の原因となる代表的な疾患」です。当プレスリリースによると、「自覚症状に乏しく発作性に出現することも多いため、診断されないまま経過する患者も少なくない」とのこと。そのため、通常の診療で心房細動の高リスク患者を早期に見つけ出すことが重要な課題となっているといいます。そうした背景から、近年、人工知能(AI)を用いて通常の12誘導心電図から心房細動リスクを評価する技術が開発されているとのことですが、「多くはAIアルゴリズムの開発や研究環境での性能評価にとどまり、実際の診療現場でどの程度有用なのか、またAIがどのような情報を基に判断しているのかについては十分に検証されていない」と述べています。本研究では、「665例の実臨床データを解析した結果、AIが心房細動のリスクが高いと判定した患者ほど実際に心房細動を有する割合が高いことが明らかになっています」とも述べています。さらに、「AIがどのような情報をもとに心房細動のリスクを判定しているのかを解析したところ、AIは従来の臨床的なリスク指標である、既存の『CHA₂DS₂-VAScスコア』に加えて、心電図から得られる情報を活用することで、従来の指標を補完する役割を担う可能性があることが示された」ということです。実際、「AI判定が高リスクになるほど心房細動を有する割合が高く、高リスク群では低リスク群に比べ約3.5倍高い関連を認めた」といいます。本研究グループは、「今後は、健康診断や一般外来などで日常的に行われる心電図検査へAI解析を組み合わせることでこれまで見逃されていた心房細動高リスク患者を効率よく抽出し、早期診断や脳梗塞予防につながることが期待されます」と結んでいます。
https://www.fujita-hu.ac.jp/news/vsfo8q00000216fy.html
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

