港区立高輪いきいきプラザ

2026.08.26

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変形性膝関節症と術後の筋力回復計画

変形性膝関節症は、体重や加齢などの影響で膝の軟骨がすりへり、強い痛みが生じる病気です。日本整形外科学会のHPによると、男女比は1:4で女性に多く見られるとか。初期の症状は歩きはじめに痛み出し、休むと痛みが和らぐといった具合です。しかし、悪化すると正座や階段の上り下りが困難になります。そして、末期には安静時にも痛みを感じ、膝の変形が目立つようになり歩行が困難になると説明しています。さて、本題ですが、順天堂大学保健医療学部理学療法学科らの研究グループは、人工膝関節置換術*後の患者の膝伸展筋力の回復に新たな目標を示した、と発表しました。手術を受けた1,341名(60歳〜89歳)のうち475名の術後1年の膝伸展筋力を調べたところ、この症状のない同世代の人の筋力基準値に到達した患者は、しなかった患者よりも手術を受けた膝への満足度と活動性が高いことが分かったと述べています。加えて、この基準値への到達には、術後の反対側の膝伸展筋力が最も重要であることがわかったとも述べています。そこで、患者ごとに筋力基準値へ到達する確率を可視化するノモグラム(年齢や筋力などの複数の情報から、目標を達成する確率を予測し図で示すツール)を開発したそうです。すなわち、個別のリハビリが検討できるようにしたものだと説明しています。本研究グループは、「術後の目標は、病状のない同世代の人の筋力基準値に到達することであり、患者の満足度や身体機能と関連する新たな目標となることが示された」と述べ、「今後、本研究の知見は個別の状態に応じたリハビリ計画に役立つことが期待されます」と結んでいます。

*人工膝関節置換術とは、「進行した変形性膝関節症に対し、膝関節をつくる大腿骨と脛骨の傷んだ部分を切除し、人工関節に置き換える手術」のことです。

https://www.juntendo.ac.jp/news/28154.html

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

 

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