港区立高輪いきいきプラザ

2026.08.12

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未分化型早期胃がんに対する内視鏡治療の有効性を検証

国立研究開発法人国立がん研究センターおよび日本臨床腫瘍研究グループでは、「科学的証拠に基づいて患者さんに第一選択として推奨すべき治療である標準治療や診断方法等の最善の医療を確立するため、専門別研究グループで全国規模の多施設共同臨床試験を実施している」と発表し、胃がんに関して早期であっても悪性度が高いと考えられている「未分化型」胃がんでは、外科的な胃の切除が行われてきたそうです(もう一つは分化型胃がんに分類)。しかし、胃を切除すると「胃切除後症候群」と呼ばれる様々な後遺症(体重減少、腹痛や下痢、飲み込んだ食物が急速に小腸に入ってしまうダンピング症候群、貧血、骨粗症、逆流性食道炎、胆石症など)が生じるため、JCOG消化器内視鏡グループおよび胃がんグループでは未分化型早期胃がんに対して、胃を温存できる内視鏡治療(ESD)の有効性を評価する臨床試験を進めてきたと述べています。因みに内視鏡治療とは、病変の周りの粘膜下層を切開し、粘膜下層から病変をはがしとる治療法だそうです。さて、本研究グループは、その胃を残せる内視鏡治療(ESD)の有効性を10年間の長期経過観察によって確認したと述べています。また、「未分化型早期胃がんでは、治療後5年以降の転移や再発の可能性が懸念されていましたが、ESDでがんを完全に取り切り、追加の手術が不要と判断された患者さんの5年以降の転移や再発は極めてまれであることが確認された」とも述べています。加えて、新たに胃がんが発生した場合には、多くは再度のESDによって、胃を温存することが可能であることが証明されたとか。本研究の成果は、「未分化型早期胃がんに対するESDの長期の治療成績を示した世界初の報告です」と結んでいます。

未分化型早期胃がんに対する内視鏡治療(ESD)の有効性を10年間の長期にわたる経過観察で検証|国立がん研究センター

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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