2026.08.12
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ミュージアムで自律神経を整えよう!
健康を高める場所として、ミュージアムに注目するのは九州産業大学の緒方泉特任教授(博物館学)。8月4日付「時事メディカル」の記事に教えられました。同記事によると「名古屋市美術館で実施した実証実験での大学生の心理測定の結果、鑑賞前は活気が低く、怒りや混乱などネガティブな項目は数値が高かったが、鑑賞後活気は上がり、ネガティブな項目は改善された」と述べています。つまり、実証実験で見えてきたのは「芸術などを鑑賞すると、感情が落ち着くほか、血圧が高めの人は低く、低めの人は高くなるといった傾向である」と述べています。健康を促進すると言われている森林浴では、ストレス軽減や睡眠改善、免疫力向上などの効果などが証明されていますが、「博物館浴」もまた、科学的にエビデンスを得られつつあるといえるかもしれません。前述の緒方教授は、2020年からさまざまなミュージアムで、見学者の血圧、脈拍、心理状態を鑑賞前後に測定する実証実験を行っているとか。今年は、国立西洋美術館を含む全国111カ所の施設で中高生から高齢者まで1850人のデータを集めたといいます。でも、どうしてミュージアムを訪れると血圧や気分が落ち着くのでしょうか。その理由として、次のように説明されています。「博物館浴をするとレジリエンス(逆境に直面しても折れずに立ち直り、変化に適応しながら前進していく力)というストレスなどを乗り越える心の回復力が高まるからです。レジリエンスが備わると、リラックスモードの副交感神経が優位に働いて自律神経のバランスが取れ、結果的に体の恒常性が維持される」(同記事より引用)とか。将来的には、「AI(人工知能)を使って、そのときの心身の状態に合った展覧会や施設を案内したい考えである」とも述べています。同記事によると、国内には5700館以上の博物館や美術館などミュージアムがあるが、国民1人当たりの利用回数は年間平均2回だそうです。夏休みを利用して、ぜひミュージアム(美術館、博物館など)を訪れてみてはいかがでしょうか。
https://medical.jiji.com/topics/4419
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

