私たち奉優会は、1963年に看護婦家政婦配ぜん紹介事業の「大橋サービス」を創業した香取眞惠子(現:特別顧問)が、介護保険制度の施行と市場環境の変化に対応するために1999年に業態転換し設立した社会福祉法人であり、病院の付添人や家政婦として地域の介護を支えていた女性たちの働く場所を守り、安心して暮らし続けられる環境を創るために設立された公益団体です。
設立当時から「地域に開かれた福祉」を念頭に置き、高齢者の尊厳ある生活を守る自立支援サービスの提供や介護福祉事業職の社会的地位向上に尽力して参りました。

2017年の社会福祉法の改正を機に、経営組織のガバナンスの強化や事業運営の透明性の向上などの改革を積極的に推進しました。また、介護福祉人材の確保・育成対策も促進し、事業領域を「首都圏都市部の高齢者向け社会福祉事業」に特化し経営資源を集中化することで、効率的に自立支援サービスを提供し多くの福祉事業を広げております。

2019年には事業規模も100 億円を超え、公益団体として大きな節目を迎えることができました。
そして、組織として次のステージへ向かっていくための表明として、
法人理念を「Action by Glocalization」とするとともにコーポレートロゴを一新しました。
これは大きな夢を視覚化する力を養いたいという思いから生まれた言葉です。

奉優会の理念は「地球規模で考え足元から行動する社会福祉法人となるため、やりたいことで圧倒的な価値を生み出し、地域の人々が育つことで生活が革新するという仕組みを世界で発信していく」ことです。それを私達は具現化してまいります。

私たち奉優会は成長を重ね、組織としてのステージが大きく変化しつつあります。この「変化」とさらなる「成長」の機会があることに感謝し、そしてこれからも法人のアイデンティティの浸透と緊張感のある経営を追求し、また多角化・多機能化をはかり、多様な福祉ニーズへの対応力を向上させていきます。

今後とも、皆様の温かなご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

以上

社会福祉法人 奉優会
理事長 香取 寛

特別顧問(創業者 前理事長) 香取 眞惠子

栄えある「旭日単光章」を拝受

平成24年6月5日に、介護福祉のために長年尽力された功績に対し、名誉ある勲記・勲章の伝達をお受けし、皇居豊明殿にて、天皇陛下に拝謁の栄を賜りました。

特別顧問(創業者 前理事長)
香取 眞惠子