2025.11.21
- 活動報告
【南中野包括】成年後見制度利用推進研修
先日、「成年後見制度利用推進研修」に参加してきました。
成年後見人制度とは、認知症や精神障害、知的障害などで判断能力が十分でない方を支援するための制度です。
自分ひとりで判断することが難しい方について、家庭裁判所によって選ばれた成年後見人等が、身の回りに配慮しながら財産の管理や福祉サービス等の契約を行い、ご本人の権利を守り生活を支援する制度です。

制度を利用することで、財産管理や契約行為など、日常生活で必要な判断を法律的にサポートしてもらうことができます。
後見人等は、親族が担う場合もあれば、専門職が担う場合があります。
成年後見人等には報酬が発生します(親族が担う場合は請求しない場合もありますが)。
でも安心してください。経済的な理由で必要が人が制度を利用できない、ということがないように、
「成年後見人等報酬費用助成」や「申立経費助成」といった支援制度もあります。(※利用条件あり)

後見制度の利用は、切羽詰まってから・・・というケースが多いのが実情です。
制度を正しく理解し、ニーズのある方に分かりやすく情報提供できるよう、今回の研修を活かしていきたいと思います。

