2025.09.27
- 活動報告
【南中野包括】老い支度・終活 2025年9月号
今月の老い支度シリーズは、地域でご活躍のNPO法人ハナソウ会 若井さんが開催された講座に参加させてもらいましたので、レポートさせて頂きます。
若井さんは、終活カウンセラーの資格や認知症の普及活動、地域の見守りなどなど多岐にわたりご活躍されています。
近々、若井さんのインタビューも、掲載予定なので楽しみにしていてくださいね。
今回は、認知症になる前にと、お話を聞かせて頂きました。
まずは、認知症と物忘れの違いや、MCI(軽度認知障害)の説明がありました。
MCIは、認知症の手前の状態ですが、40%の方は、進行を抑えることが出来るそうです。
予防としては、運動、会話などが重要で、今回参加してくださった参加者の半数近くは、
ラジオ体操に参加されている方でした。
なりやすい性格としては、生真面目、神経質、社交性に乏しいという事です。
皆さん、生真面目というワードが出た際、「私そうだわ」と話され、笑いが起きていました。
こうやって皆さんで、会話を楽しむことも、大切なのかもしれませんね。
誰もがなりうる、認知症の話が、おおむね占めていましたが、
元気なうちに終活をという話に続きます。
◆自分の人生を棚卸し、出会いに感謝。
◆残された方に迷惑かけないように断捨離。(不用品を捨てるだけでも費用が結構かかります)
◆自分が意思が伝えられなくなった際、医療をどこまで希望するか。
◆財産の管理(自分の財産目録を作る)
◆認知症になる前に家族信託や、任意後見、成年後見などを決めておく。
これらのことが記入できる、「これからノート」の配布がありました。

どんな形式のものでも良いので、まだ書き出していない方は、是非やってみてください。
「これからノート」欲しい方いらっしゃいましたら、包括にも数冊頂いていますので、お声がけしてください。
最後に、若井さんは、終活は自分を見つめ、よりよく自分らしく生きる活動 だとお話してくださいました。
これからもさらに輝けるように、皆様の参考にして頂ければ幸いです。

