中野区南中野地域包括支援センター

MINAMINAKANO

2025.07.03

  • 活動報告

【南中野包括】シリーズ!地域の支え手インタビュー!

地域福祉の支え手をインタビューさせていただくシリーズ、第2弾は「南中野ボランティアコーナー」代表の浮ケ谷さんです。

下町的なつながりが息づく地域で

中野区の南部地域について、浮ケ谷さんは「自分では分からないけど、外から来た人は“下町的なつながりがある地域だね”と言われることが多いんですよ」と笑いながら答えて下さいました。「そう言われてみると、確かに昔から住んでいる人が多い地域なので、それも自然なのかもしれません。お祭り好きな土地柄でもあって、自分はもともとそういうのが特別好きなタイプじゃなかったんですが、気づけば巻き込まれて、なんやかんやと関わってきましたね。」

地域での主な活動

これまでの取り組みについて伺うと、「メインはボランティアコーナーです。それから町内会の副会長も務めていますし、こども食堂もやっています」と話して下さいました。このこども食堂は『エプロン若菜』という名前で5月にスタートしたことが名前の由来だそうです。さらに、毎月第3木曜日には、『ミニサロン』を開き、皆で作品をつくる活動をされています。「一緒に手を動かすことで自然とおしゃべりも弾んで、いい時間になるんですよ」と自作の作品を見せて下さいました。

エネルギーの源は?

これだけ地域で多方面に活躍されているエネルギーは、どこから来るのかと尋ねると、「母の影響が大きいですね」と少し照れくさそうに答えて下さいました。「母も色々な活動をしていた人で、その背中を見て育ちました。自分も青少年育成委員から始まって、民生委員など色々やってきました。」

地域の皆さんへメッセージ

最後に、地域の方々へのメッセージをお願いすると、「挨拶ができる関係の地域にしたいですね」と穏やかに話して下さいました。
「例えば犬友って、犬を介してお互いの詳しいことは知らなくても自然と話したり、挨拶したりしますよね。そんな関係が地域の中でも自然にできていったらいいな、って思っています。」浮ケ谷さんのお話からは、犬友のように自然に挨拶や会話が生れる、そんなあたたかな関係が地域に広がることを願う思いが伝わってきました。挨拶ひとつで、顔の見える関係や、多世代の緩やかな見守りネットワークの形式にも繋がる・地域はもっと暮らしやすくなる-----私もそんな地域でありたいと感じました。

本日はお忙しい中、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

シリーズ第1回の記事はこちら
https://foryou.or.jp/corp4/minaminakanohoukatu/blog/detail/46416/

一覧へ戻る