中野区南中野地域包括支援センター

MINAMINAKANO

2025.06.21

  • 活動報告

【南中野地域包括】~東京都地域包括支援センターの初任者研修をうけて~

地域包括支援センターの仕事って、実はすごく奥が深い・・・

今回の初任者研修では、「総合相談支援」「権利擁護」「介護予防ケアマネジメント」「包括的・継続的ケアマネジメント支援」という4つの柱について学びました。

中でも印象に残ったのは、総合相談支援業務。相談を受けてからアセスメント、計画作成、実行、モニタリング、終結まで、丁寧にプロセスを踏む中で、信頼関係の構築や課題の整理など、言葉で言うと簡単ですが、実際やるとものすごく難しい過程がありました。

特に、相談受付の最初の段階で行う「スクリーニング(仕分け)」の重要性と難しさを、演習を通して深く学びました。

映像事例をもとに相談受付の場面を見て「どこに疑問を感じたか」「どんな状態が想定できるか」をグループで話し合い、聞き取りの甘さや見逃しがどんなリスクにつながるかを共有しました。

対応の仕方ひとつで、背後にある大きな課題に気づけるかどうかが分かれ道になる・・・それが放置されれば、重大な事故につながる可能性があるとリアルに実感しました。

見逃さないために、多角的に捉える目を養うことや、多職種の意見をしっかり聞き、相談することの重要性を痛感しました。

チームで支える意味を頭ではなく、体感として理解できたことが今回の最大の収穫となりました。

研修での学びを日々の活動に活かしていきたいと思います。

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