2024.12.18
- お知らせ
【南中野包括】認知症デイの運営推進会議に参加しました
本日、担当地区内の認知症対応型デイサービスの「運営推進会議」に参加しました。
「運営推進会議」とは、介護保険のサービスの中でも、地域密着型サービスに位置づけられるサービス事業所が、定期的に開催しなければならない会議です。
ほとんどの介護サービスは都道府県が指定をしていますが、2006年以降、市区町村ごとに必要なサービスの種類や量を計画し整備すべく、市区町村が指定をする「地域密着型」という枠組みができました。
グループホームや小規模なデイサービス等がこれにあたります。
そうしたサービスは、利用者や家族だけでなく、関係機関や地域住民を交えて、地域に開かれたサービスの運営ができるよう事業報告や意見交換する場を設けることになっています。
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参考 中野区ホームページ
今回は、利用者のご家族や民生委員、地域包括支援センターが参加し、デイサービスの取組み報告を聞き、希望や意見を出し合いました。
ご家族からは、認知症があり、帰宅した本人に「デイサービスはどうだった?何をしたの」と聞いても、ご本人からお話を聞けないので、どのように過ごしているのだろう・・と気になるとのこと。
こちらのデイサービスでは、ホームページで日々活動報告をアップしていることを伝えると、ご家族は是非見てみます!とのことでした。
ご本人が映っていなくても、こんなことをして過ごしているということが分かるだけで安心とのこと。
他には、参加した民生委員さんも関わり、町会の子供神輿がデイサービスに寄ってくれるなど、地域活動と触れ合える機会を作っていました。
民生さんは、町会の清掃活動や子供食堂の活動など、地域の活動とのパイプを作っていきたい、地域に認知してもらうこと、理解を得ることが大事、と仰って下さいました。
コロナで何年も開催できず、今回ようやくの開催でしたので、今後ご利用する当事者の声を聴きながら、地域でどんな協力ができるか、地域包括の立場からできることを考えていきたいと思います。
次回は2月です。