2026.07.23
- 活動報告
~天体望遠鏡作り~
7月19日(日)、4月から楽しみにしていた「天体望遠鏡作り」を開催しました。
講師は、国立天文台の米谷夏樹(よねたに なつき)先生です。
米谷先生には、2月・3月の天文講座に続き、今年4回目となる講座をご担当いただきました。
当日は、ベビーカーの赤ちゃんから小学生・中学生まで、15名のお子さんが参加。保護者の皆さんも加わり、
総勢30名の大所帯となりました。レクリエーション室①は満員となり、会場は始まる前から期待に包まれていました。
.
まずは先生の自己紹介からスタート。その後は子どもたちの自己紹介へと移ります。
先生が「○年生!」と呼びかけると、該当する子どもたちが元気よく手を挙げます。最後に「大人の人!」と声がかかると、
保護者の皆さんも「はーい!」と笑顔で手を挙げ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
写真からも、当日の楽しさが伝われば幸いです。
さて、ここからが大切なお話です。
先生から、「望遠鏡作りのキットは約束を守れる人にお渡しします」と説明がありました。
約束は次の3つです。
① 望遠鏡で太陽を見てはいけません。失明してしまう危険があります。
② よそのお宅や高い建物に望遠鏡を向けてはいけません。そのつもりがなくても、「のぞかれている」と誤解されることがあります。
③ 自分だけでなく、一緒に使う人にも①と②の約束を伝えてください。
「この3つの約束を守れますか?」
先生の問いかけに、子どもたちは元気よく「はい!」と手を挙げて答えてくれました。
いよいよ、天体望遠鏡作りのスタートです。
先生の説明は、後ろの席からでも見やすいよう、
ホワイトボードに大きな図を描きながら丁寧に進められました。
誰一人取り残されることがないよう、ゆっくりと説明が進みます。
木工用ボンドやハサミの使い方が難しい場面では、お父さんやお母さんと協力しながら工作を進めました。
先生も一人ひとりの席を回り、質問に答えたり手伝ったりしながら、全員が無事に望遠鏡を完成させることができました。
初めて自分で作り上げた望遠鏡。完成したときの喜びは、きっと忘れられない思い出になったことでしょう。
子どもたちは完成した望遠鏡を大切そうに抱え、誇らしげな表情で帰っていきました。保護者の皆さんの表情も、とても満足そうでした。
アンケートには、「こんな時間を子どもと過ごせて幸せでした。」
という嬉しいご感想もいただきました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
最後に、先生からこんなお話がありました。
みんなが作った望遠鏡のレンズの直径は、ガリレオ・ガリレイが使用していた望遠鏡と同じ5センチです。
ガリレオは、このような望遠鏡で月のクレーターや金星の満ち欠け、木星の縞模様などを観測しました。
「この望遠鏡は、おもちゃではありません。大切にすれば、ずっと使い続けることができます。」
さらに、先生は中学1年生の頃に貯めたお小遣いで望遠鏡を購入し、その望遠鏡を今でも現役で使っているというエピソードも紹介してくださいました。
まさに米谷先生は「宇宙少年」だったのですね。
子どもたちも最後まで静かに耳を傾け、とても印象的な時間となりました。
今回は、台場小学校、城南小学校、城南第二小学校、品川学園(中学)など、近隣の学校から多くの皆さんにご参加いただきました。
心より感謝申し上げます。
米谷先生、いつも楽しい講座をありがとうございます。
次回は観望会でお会いしましょう。
皆さん、どうぞ楽しい夏休みをお過ごしください。
北品川ゆうゆうプラザ 大山

