11月18日（火）、品川街歩き「南品川の寺町めぐり」 を開催しました。

この日は寒く、夕方からはにわか雨の予報も出ていましたが、
そんな天候にも負けず、元気いっぱいに出発しました！
今回の目的地は 南品川の寺町 です。

まずは、海老原先生による座学からスタート。

いつも興味深く、つい夢中になって聞いてしまう内容で、参加者からは自然と
「へ〜」「ふ〜ん」「知らなかった！」といった声が上がります。

近代（明治〜戦前）の品川宿は観光の名所として賑わい、
目黒川沿いには「品川硝子製造所」があり、産業も大変盛んだったそうです。

また、品川白煉瓦株式会社 では旧東京駅に使われた赤レンガを製造していたとのこと。
そのため、古いお寺に近代的な赤レンガ塀が見られるのは、まさに品川でレンガが作られていた名残なんですね。

北品川から南品川を約2時間ほどかけて、横丁から横丁を歩いてお寺めぐりです。

①法禅寺②養願寺③正徳寺のレンガ塀④海徳寺⑤妙蓮寺⑥願行寺⑦海蔵寺⑧天龍寺⑨清光院 今日歩いた私たちの成果です。

どのお寺も境内に入ると静寂な雰囲気があり心が清らかになるような気がします。

歴史や風情を感じる空間です 皆さんも機会があったら訪ねてみたらいかがでしょうか。

品川区にはお寺以外にも見るべきものがあります。樹齢500年～600年の品川区指定天然記念物のイチョウの大木があります。

豊かな自然が町に残っているんですね。戦禍にもあわず「凄い！」と思いました。

齊賀さんというお金持ちのお屋敷に能舞台があったそうです。

能舞台の下には音が良く聞こえる効果のために「かめ」のよう な「壺」のようなものを幾つも置いていました。

その一つが寺の境内に残っています。品川の歴史がわかる場面です。 「へえ～」という瞬間です。

清光院の大名墓は圧巻です。こんな立派なお墓は初めてで、圧倒されました。

品川は歴史の宝庫で魅力がある地域です。歴史に包まれるような気持ちで「ゆうゆうプラザ」に帰り着きました。

皆さんにも歴史ツアーをお勧めします。今日もありがとうございました！

北品川ゆうゆうプラザ　大山

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